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バベル スタンダードエディション [DVD]

バベル スタンダードエディション [DVD]
バベル スタンダードエディション [DVD]
はじまりはモロッコ。夫婦の絆を取り戻そうと、この地を旅するリチャードとスーザン。二人の乗るバスに打ち込まれた一発の銃弾により、スーザンは重傷を負う。言葉も通じず、医者もいない辺境で妻の命を懸命に救おうとするリチャード。一方でこの発砲事件の犯人を米国人を狙ったテロリストと断定した、モロッコ警察たちの捜査が始まる…。
   モロッコで生活のために山羊を襲うジャッカルを撃つために銃を渡された兄弟。彼らはその腕を競い合うように発砲。その銃弾はツアーバスの女性客の体を撃ち抜いた。女性はモロッコに旅行に来ていたアメリカ人夫婦の妻。夫は家に残した子供たちの面倒をみている乳母に電話をするが、乳母は突然の出来事に驚き悩む。息子の結婚式に出席したい彼女は、やむを得ず、夫婦の子供たちをメキシコに連れていくことにした。一方、日本では、母親を泣くしたショックから立ち直れない聾唖の女子高生が愛を求めて町をさまよっていた。自分は誰にも愛されないのか、誰も抱きしめてくれないのかと心の中で叫んでいた…。
   一発の銃弾が、モロッコ、メキシコ、日本を撃ち抜く。お互い見知らぬ関係なのに、その銃弾は彼らの人生に次々と暗い影を落とす。人生は突然、思いがけない事態に陥り、人々は悩み、苦しみ、ときには地獄を見る。しかし、そこから何かが生まれることもあるのだ。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトウ監督は『アモーレス・ペロス』のときから、人生のどん底をこれでもかと見せつけるが、決して登場人物を見放すことはない。必ずや長く暗いトンネルの向こうに細く差し込む光を描くのだ。モロッコ編で夫婦を演じるのはブラット・ピットとケイト・ブランシェット。メキシコ編で乳母を演じるのは『アモーレス・ペロス』にも出演していたアドリアナ・バラッザ。その甥をガエル・ガルシア・ベルナルが演じている。そして日本編は、女子高生役に菊地凛子、父親は役所広司。ブラッドはどうしようもない現実に苛立ち、苦悩しながらも、妻や家族への愛を確信する中年の男を力強く演じきり、菊地が演じる少女の孤独は痛々しく胸に突き刺さる。彼女の悲しみと怒りを讃えた瞳は見るものをとらえて離さないだろう。(斎藤 香)

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  • 評価 5
  • もし、自分だったら?

  • 投稿者: abandon hope
  • 投稿日: 2009/06/26

僕はこの映画を観ていたら、涙が止まりませんでした。 人間の弱さや汚さ、生きる事の素晴らしさや強さが、ダイレクトに伝わってきました。「もし、その人が自分だったら。もし、あの人が自分だったら。もし、自分がその状況に置かれたら。」自分に置き換えて考えていると、鳥肌立ちました。

  • 評価 3
  • 観る人を選ぶ作品

  • 投稿者: 勇
  • 投稿日: 2009/05/30

モロッコ、メキシコ、日本の各国で描かれた事の繋がりにそれほどの意味は無く それぞれの話は共通のテーマを持つオムニバスのようでした。 また、娯楽性を排除したシリアスな作品ですから 錬られた展開や気持ちのよい結末を映画に期待される方は観ない方が良いかもしれません。 ブラッド・ピットが出ているから観るというような方もがっかりされるかもしれません。 そこら辺を踏まえて観れば、面白いと感じる事は無かったものの最後まで飽きずに観る事ができました。 ただ一つ、撮り方が変にリアルなだけに、現実の日本もああいった状況なのかと勘違いされそうなことは残念。

  • 評価 5
  • 人が繋がっているのを感じれる映画です。

  • 投稿者: ヤット
  • 投稿日: 2009/05/26

歯車が1つ崩れただけで、世界がガラリと変わってしまうことを表した作品。 役者の表情や場面の切り替わりに見ごたえを感じました。 映画に出てくる場面は4つ。 日本で暮らす耳聾の少女。 モロッコでヤギを飼って生活している家族。 モロッコに夫婦水入らずで旅行に来ているアメリカ人夫婦。 そのアメリカ人の子供の世話をしているメキシコ人女性。 彼らは今まで普通の生活をしていた。 しかし、それぞれが違うことをし始めたことで新たな世界が幕を開く。 耳聾の少女は化け物扱いする人々に“女”という武器を使ってからかう。 モロッコ人家族の子供は、商人から買った銃を遊び半分で打ち、アメリカ人女性を撃ってしまう。 その子共に打たれたアメリカ人女性は、見知らぬ地で命の危険に晒されたことに怯える。 撃たれた女性の子供を預かる乳母は、息子の結婚式のため無断で子供達をメキシコにまで連れて行ってしまう。 全てが暗黒の世界。 思いもしないような事が起き心のどこかに闇を抱える。 そのせいか笑顔に力を感じない。 先の見えない世界への恐怖。 とても考えさせられます。 いい結果になったとしても悪い結果になったとしても「変わる」ことに対して。 結果は行動してみないと分からないが、変わることはとても怖いこと。 この映画では、悪いことへの変化しか映していないので、変化への恐怖と今の生活への感謝が芽生えてくること間違いないでしょう。

  • 評価 1
  • あほか。

  • 投稿者: ボヘミャー
  • 投稿日: 2009/05/22

よかったのは、広告宣伝のグラフィック(ポスターなど)と ネーミングだけ。 まず冒頭の射撃シーンの入射角とバスの位置関係が全くでたらめ。 お礼で人にライフルをプレゼントするか? 菊池さんの演技も体当たりの熱演というだけで それ以上のものではありません。 音楽も含めて(音楽自体はいいけれど)、もったいぶって 深遠そうに見せているだけの愚作。 ☆ひとつ評価の方々が多くいてくれてうれしいです。 さんざんな事柄はそちらにも多く書かれているので これくらいにして。 ゆいいつ救われるのが、 役所さんの「普通の演技」です。 車から娘を送り出すときに、監督は 「愛しているよ(I love you)」と言えといったらしいが、 役所さんは賢明にも、 日本ではそういう言い方はしませんとねばり 「気をつけて」に変えている。

  • 評価 1
  • 腹立たしくなる映画

  • 投稿者: アナーキーン
  • 投稿日: 2009/05/07

イカれた人間が次々と現れ,見てて腹立たしくなる映画だった。 描きたいことは判らなくはないが,こんなイカれた人間たちでないと表現できなかったか?という疑問だけが残る。

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