キャストは若手で今っぽい感じやけど、映像とストーリーは 昭和そのもの。雰囲気がよく出ていた。 それにしても小嶺麗子のヌードにはビックリした! ストーリーの面白さはともかく、やっぱり宮崎あおいは 演技が上手いね!感心するわ.。
三億円強奪成功の後からをかなり長く感じました。主人公からすればお金が欲しいわけじゃないんで必要としてもらえてそれが成功した時点でもう満足してるわけです。その満足感を表現したあおいちゃんの笑顔が後のシーン全てより良かったんです。映画って言うのは基本的にはストーリーを語る物。そして人によってはテーマを語る。でもそれらの映画を作っている要素なんかどうでもよくなる瞬間って言うのがたまにあると思うんです。この映画ではあおいちゃんの笑顔がそれにあたるんじゃないかなと思います。大袈裟かもしれませんが、あの笑顔は映画を越える瞬間ってやつだと思いました。じゃあそこで終わればいいかって言うと、それじゃ兄貴の事とか何故あの男の人が帰ってこなかったかとか言うのがわからないしなぁって感じになるんで面倒な所だと思います。正確にはラストで字幕で説明されるので分からないわけじゃないんですが、今まで出て来てた連中が字幕だけで説明されて終わりってのもやっぱり寂しい感じもするし。原作を読んでないんで原作ではどうなってたかは分かりません。これはもう監督の力が不足だったって事なのかな。やっぱり宮崎あおいって女優は一緒に仕事するにはかなり手強い人なんじゃないでしょうか。あおいちゃんの笑顔のアップをラストにもっていけば良かったのかもしれないですね。そうすればユリイカのラストの様に良い終わり方になったかも。
「あの三億円事件の実行犯が、実は女子高生だった!」という着想自体は、非常に独創的で興味深いものと言える。 ただ、映画としては、う〜ん、少しばかり残念な出来だったと言わざるを得ない。 本当に、あの事件の背後に、あのような切ない恋物語が隠れていたのだとすれば、それはとても素敵なお話だ。 その切なさは伝わってきたし、宮崎あおいの抑えた演技は胸に迫るものがあった。 また、全編を通じて、「もう、何はともあれ、彼女を見ているだけで楽しい」といった意味での充足感はあった。 ただ、どうにもフラストレーションのたまる映画ではあった。 つまり、作り手の姿勢に対して疑問が湧いてしまうのだ。 描かれるべきシーンが、描かれていない。 逆に、省かれるべきシーンが、省かれていない。 結果として、無駄なシーンばかりが多く、逆に大切な部分については舌足らず、といった印象になってしまっている。 「この原作だったら、もっともっと面白く撮れたはずなのに」と思わずにいられない。 既に、「誰かリメイクしてくれないかな」と、けっこう本気で思っている。 その際には、みすずの孤独と岸の鬱屈を、もう少し深く描き込んでほしい。 宮崎あおいは、寂しさを抱えながらも純粋な主人公を、きっちりと演じきっている。 また、小出恵介も、権力への憎しみを内に秘めた、屈折した若者を好演している。 出演者についてだけなら星五つなのだが……。 「淡々と描く」ということと、「冗漫に描く」ということとは全く別物である。 必ずしも起伏に富んでいなくとも、そこに描かれている場面が描かれるべき場面であるならば、退屈はしない。 残念な作品だった。 でも宮崎あおいと小出恵介は観る価値あり。
「3億円事件」を全く知らない世代なので、 事件の謎解きというよりは、恋愛ものとして観た。 孤独を抱えている人間同士、 どうしようもなく惹かれあいながら、結ばれないせつなさ。 「実話」という設定だからこそ、 今もなお、みすずが岸を待ち続けているかもしれない、 心の傷は、ずっと癒えないのかもしれない、 という、中途半端ではない、深いせつなさが胸に迫った。 最後の詩は、泣ける。
ご存知の方も多いと思いますが、小嶺麗奈のトップレスが拝めます! 60年代風のメーキャップをしていたので小嶺麗奈だとは気づかずにいたのですが、見終わった後、出演者名を見てビックリ。改めて見直したところ、確かに小嶺麗奈でした。ヌードシーンは演技が勝ちすぎて、オカズにはしにくいかもしれませんが、しっかり拝めることは保証します。 映画自体についてですが、観ているときは失敗作かなとさえ感じるところがあったものの、見終わった翌日以降にじわじわといろんなシーンを回想してしまう映画です。自分にとってはいい映画でした。