DVDドイツ映画がイマイチなのが多いのでスペイン映画はもっとだめじゃないかと思ってましたが、 ハリウッド見慣れた自分にも意外と垢抜けた作品だった。 役者もうまいしツボがある。 ロケ場所も雰囲気があって安っぽさが無い。 主役のおっさんもミニ・ブルースウイルスみたいなノリだった。 よめさん役も不釣合いにかわいい女優だった(おっぱいも見れる)。 ただストーリー的に深く掘っていけないもどかしいものだった。 もっと意外性のある展開があればメジャーになれると思う
生まれたばかりの赤ん坊をもつ若夫婦が中古の一軒家を買って移り住む。その家で夜中に見知らぬ男の姿を見る夫フアン。彼が目にしたのは幽霊なのか、それとも単なる幻影なのか。恐怖におしつぶされた彼はやがて常軌を逸した行動をとり始め…。 スペインで2006年に制作されたホラー・ドラマシリーズ「Peliculas para no dormir(眠らないための映画)」のうちの1話です。原題は「La Habitacion del Hijo(子供の部屋)」。 昼間に見ましたが、予想以上に背筋をゾクゾクさせられる恐怖の物語に仕上がっていて、たっぷり怖がらせていただきました。これはなかなかの掘り出し物といえるでしょう。 別室にいる赤ん坊の様子をモニターするための遠隔カメラとテレビのセットを通したときだけ、いるはずのない男の幻影がブラウン管に映って見えるというアイデアはなかなかのものです。現代的な演出を施したゴシック・ホラーといえる秀逸な作品に仕上がっています。 予備知識もないまま見始めたため、妻のソニアをレオノール・ワトリングが演じていたのに驚かされました。ワトリングは近年は映画「トーク・トゥ・ハー」や「マルティナは海」に出演しているスペイン人女優として日本でもその名を知られるようになりました。この「ベビールーム」でも入浴シーンがあったりしてワトリングらしい脱ぎっぷりと思いきや、およそ彼女の艶っぽさをゆっくり味わっている暇のないほど戦慄の物語が展開します。 「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト」シリーズには全部で6つのエピソードがありますが、間違いなくこの「ベビー・ルーム」が一番よく出来ています。 見て損のない一本といえるでしょう。