DVDこのドラマを観ているものすべてをハラハラドキドキとうっとりするような魅力的なドリーミングワールドに連れて行ってくれます。 まさしくそれはハリウッドから始まるシンデレ・ラストーリーであり、アメリカ映画ならではの寛大な表現の豊かさでもって、本当の幸せというものをそっと耳にささやいたドラマなのです。 メロメロのラブロマンスではなく、もっと砕けた感じのざっくばらんなタッチで、ダンディーなリチャード・ギアと秘められた美貌のジュリア・ロバーツのコンビネーションが抜群にフィットし、演出効果をスパイラルに高めています。 誰でも一度は・・・って言う何か夢心地の願望があるかと思いますが、こういった現実離れした願望は映画の世界できちんと描いてくれるのです。 更に言えば、希望や信念を捨てずにおれば、ひょっとしていつかどこかできらりと輝き、きもちや形となって叶えられることがあるのかもしれないということ、片や、勇気を持って信じればそこには道があるということを強く物語っています。
当初は「ゴッドファーザーPart3」が公開される予定だったのが完成が遅れ、急遽この映画が正月映画として据えられた。しかし、これが嬉しい大ヒット。登場人物のほとんどが優しい善人ばかりで彼女を応援してくれる。また娼婦という役どころも日本だったら暗くなりそうだがそういったこともなく明るく楽しい気分で見られる。それにロマンチィックコメディーという一見簡単そうで結構難しいジャンルの映画をG・マーシャル監督が上手にまとめてくれたのもうれしい。 J・ロバーツもこの映画のヒットで一躍時の人に。
金で買われた娼婦と客のラヴ・コメディーです。日本でも売春行為 として立派な犯罪で、カリフォルニア州も同じであるが、この作品を 観ると途中からお互いに愛し合うようになってきているので、すでに 売春ではなく立派な恋人同士? 撮影ロケで使用されたホテルは当時はリージェントでしたが、現在では フォーシーズンに変わっている。 エドワード(リチャード・ギア)のように金にものを言わせて、夜の女性を愛人にして いる日本の殿方も少なくないが、ほとんどは大金をつぎ込んで終わりと いうケースが多い。それに比べれば、ジュリア・ロバーツ演じるビビアン の食べていくための生活費を稼ぐ為に客に買われていく姿がなんとも 愛おしい。どこかの国のホステスのように贅沢するためにやっているので ない。そんなビビアンの真っ直ぐな性格に心引かれるエドワードの気持ち がなんとなくわかる。 Roy Orbinsonの大ヒット曲『Pretty Women』がとても印象に残る作品でした。
『また合える? 次はどの役 何度でも 全編プロモ プリティ・ジュリア』
本作の撮影はロサンゼルスとディズニースタジオで行われている。サンフランシスコのオペラシーンもLAダウンタウン内である。何度みてもその洗練されたストーリーに泣かされてしまうのだが、より分かりやすくなっているのは「ディレクターズカット」のほうなので、未見の方はぜひ見てほしい。ジュリアの可憐さやギアのファッションセンスなど今見ても古さを感じさせないが、特にこの大傑作の肝になっているのが、ビバリーウィルシャー支配人役のヘクター・エリゾンドである。役得という言葉があるが、まさにこのことである。ホテル内のシーンは今はなきアンバサダーホテルでロケしているそうであるが、テーブルマナーを講習するシーンや、運転手のダリルを使って、恋の橋渡しをするなど、本当にかっこいい。あのたち振る舞いは、実生活でも参考になる。美しい宝は手放したくないものですね、とR・ギアに語りかけるシーンなどは、映画史に残る名場面だと思う。ハリウッドでのロケも多いので、映画的魅力も満載の傑作である。