最近「世界のキタノ」が気になって、最近(2000年以降)のもの三作(菊次郎の夏、DOLLS、本作)借りてきて見てみました。「菊次郎の夏」は、「けっ(舌打ち)」、DOLLSは「とりあえず三倍送り」な奴だったので、本作を見る前はあまり期待していなかった。とりあえずチェックという感じで。 大体噂は知っていったし、とりとめないイメージシーンが続くのだろうと予想はしていたのですが、北野氏の真骨頂である切れ味のよい編集によって、各シーンが程良い長さでつながれていたので、最後までそれほど飽きずに見られました。 各シーンの解釈は・・・少し他の方のレビューを見て、そんな感じ方もあるのかなと感心しましたが、自分はこの場合、あまり意味を考える気はしませんね。それほど衝撃を受けたシーンがあったわけではなかったし。冒頭の有名人「ビートたけし」の場面から中年役者志望の「北野」の現実と夢の交錯シーン、ラストでそれらも有名人「ビートたけし」の夢だったのかな、と思わせられる構成。最後のアメリカ兵の場面。。。そうか、これは戦後すぐに生まれた日本人の自嘲? こういった形式は最近ではデビットリンチとか古くはフェリーニさんとか、日本では鈴木清順とか、いろいろな監督が得意としているものではあるけど、それらの最高レベルに本作が及んでいるとは思えないです。 ただ北野監督の超大物有名人としての自嘲が聞こえてくるような。「ビートたけし」は80年代の多くの若者には中央メディアから世間のタテマエを揺るがすアンチヒーローだったし、それが今や、映画監督で「世界のキタノ」。その間にいろいろあったし、さすがに自分のイメージに疲れてるのかもしれない。
最低の映画です。人としてのレベルの底が知れます。世界中のありとあらゆるフィルムを掻き集めてこれ以下の映画を探して観たい。
僕は、「その男、凶暴につき」から前作「座頭市」まで全部観てきましたが、今作だけ唯一理解出来ませんでした・・・。 夢を具現化したかのような、不可思議な展開、ある程度、この手の雰囲気に慣れてる僕でも、この作風は受け付けませんでした。 北野武とは、一体何者なんでしょうか・・・? 「dolls」の様な作品を作れる力量がありながら、平気でこんな作品も作れるんだから、その探究心、チャレンジ精神は脱帽物であることは確かですが・・・。 前作「座頭市」が、あまりにも今までと違う作風だったから、その反動だったのでしょうか? とにかく、今作は僕的にはあまりお勧めできません。 終わったとき、「やっと、終わった・・・・。」と思ったほど・・・。 次の「監督ばんざい!」も、まだ観ていないのですが、何となく気に入らなそうな予感が・・・。
北野武作品を初めて見ましたが、とても面白かったです。これだけ芸能界で成功しているたけしが、現状にかなり不満を抱いているのを強く感じました。権力の象徴として銃やベッドシーンが描かれ、それを行使すると全て自分に跳ね返ってきて、どうも上手くいかない、こんなはずじゃなかったのに、そんなモヤモヤした気持ちがあるのでしょうか。賛否両論のようですが、私にはとても素晴らしい映画に思えます。
二回目の鑑賞。 レビューで監督が自己嫌悪がなんちゃらかんちゃらとゆうのを読んで、その視点で見たら理解?したような気がする。 主観だけど見た感想は、似ているけど全く違う、全く違うように見えて物凄く似ている。どちらが正しいか判断はつきません。後者をとると自身の映画に対する自嘲?そしてまた繰り返せる終わり方。繰り返す… うーん解らん!万華鏡!