DVD『青い珊瑚礁』が海の中の孤島での若い男女の物語とすれば、これは「陸の中の孤島」、つまり砂漠のオアシスでの物語と言えるでしょう。 この作品で、フィービー・ケイツは15歳とは思えぬ豊かな張りのある乳房を惜しげもなく披露してくれています。特に、彼女が少年に心を許し、愛の交歓に身をまかせる場面では、服がゆっくりと引き下ろされ、仰向けにも関わらず真上にピンと張りつめた両乳房が露出し、少年の両手によってじっくりと揉み上げられるさまを味わえて、興奮ものです。 ただ、この作品に描かれているアラブ人たちの残酷さはどうしたものでしょうか。フィービー・ケイツは「じいや」と、また、少年は両親とともに旅をしていたのに、みんなアラブ人たちに惨殺されてしまいます。それも、元はといえば、彼女の一行がアラブ人の一味と街ですれ違い、一味の頭領と目が合った時に彼女がつい微笑んでしまったからなのです。そこで目さえ合わなかったら、また、合っても仏頂面で無視していたらこんなことにはならなかったでしょう。話の構成上しかたがないのはわかりますが、昔の洋画の『娼婦マノン』と同様、どうも「アラブ人はとにかく残酷」という先入観があるように思えてなりません。こういう映画ばかり作っていると、余計な国際的反感を招いてしまうのではないでしょうか。