「俺、考えてもどうしようもないことは考えないんだよね。」 という主人公の台詞が。 主人公の性格を非常によく表していると思いました。 主人公は普通の大学生で。 流されやすい性格で。 結局、云々。 人を好きになってから。 ある瞬間、この人とはやっていけない。 という瞬間を。 すごく。すごく上手に描けてると思います。 というか。別れようと思う瞬間をここまで上手に描けている作品って他に知りません。 ここ何年間かの邦楽映画で一番好きな映画。 トイレのシーンと。 最後の主人公の情けない姿が好きでした。 ちなみにテーマ曲の「ハイウェイ」も大好きです。
すごく不思議なタイトルだと思いました。でも、この作品では、ぴったりでした。 奇想天外な少女、ジョゼ。 モテるが、決して、いい奴ではない大学生の主人公。 その二人が、思わぬことから出会います。 コンプレックスから素直になれないジョゼと若者らしく多情な主人公は一旦、別れ、ある出来事で再会します。 障害と持った社会性のない少女と、ズルさと自信のなさを持つ大学生。 幸せな時間の中で抱く不安をジョゼは一切、責めず、物語は進んで行きます。 ラストで見せたジョゼの成長が、このストーリーに或る種の回答を捧げているように思われました。ここに本作の真髄があります。 哀しさの中に、新たな光を当てた傑作です。
出てくる登場人物の背景が、たとえば「ジョゼ」の近所の子供たちに到るまで、それぞれが抱えている痛みを伴なう形で丁寧に描き込まれていて、いちいち切なかったです。「ジョゼ」の祖母の必要以上のリアルさの、部屋のなかの乱雑な佇まいや、周囲に対する卑屈さ、「ジョゼ」の存在をあくまで隠蔽しようとする姿勢など、自分が幼いころ近所で実際に見た光景を思い出させられました。また、尊大に聞こえるかもしれませんが、主演の妻夫木聡には、かつての自分が有していて今は失ってしまった(それは、誤解を恐れずに言えば「弱さ」、もしかしたら逆に「強さ」かもしれませんが)、またついに持ち得なかった何物かを見せつけられているようで、随所で知らず画面から目を離していることがありました。ひとつの作品としていろんな意味で完成されており、貶めるつもりは微塵もありませんが、田辺聖子の原作からは完全に独立しているように思います。
作品全体がゆったりと時を刻むけど、それでいて長く感じない所は監督の腕が良い証拠だと思う。一人ひとりのキャラクターが濃くて作品の色を豊かにしてくれる。純愛という一括りにはできない人間らしい映画だと思う。ネタバレになるかもしれないが最後の妻夫木の涙が印象的で、そこでこの映画の切なさが伝わってきた。 時間を長く使ってゆったりと観たいという人にお勧めかも。
この作品は映画です おそらく皆さんそうでせう。コメンタリーが面白かったです 妻夫木さんがはっちゃけてます 池脇千鶴さんと犬童一心監督のトークも面白いです 当時妻夫木さんはくるりのハイウェー?という主題歌をいつまでも聞いてて友達にもいつまで聞いてんの?って言われたと言ってました とにかくこの映画は叙情的で懐かしい(おんぶは大変だったそうです)おっぱいが見れる 上野樹里さんも出ている作品です