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極道の妻たち 三代目姐 [DVD]

極道の妻たち 三代目姐 [DVD]
極道の妻たち 三代目姐 [DVD]
関西の暴力団、城西組三代目組長の妻・葉月。三代目が死んで組長の座をめぐり争い始めた幹部たちを、葉月は収めようとするが…。啖呵「あてらの惚れたはれたは…」で有名なシリーズ第3弾。
   おそらくは「極道の妻」シリーズ最大の異色作にして、最も母性的な姐が登場する作品。シリーズ3作目の極妻には三田佳子が扮し、構成員1万5000人の大組織・坂西組の四代目の座を狙う幹部たちの争いを描く。
   組長と共に組を切り盛りしてきた古参の幹部・成田三樹夫と、組長夫妻に可愛がられた萩原健一の若頭の対立を縦軸、三田の組長夫人とかたせ梨乃のクラブのママの女の戦いを横軸に置いた構成。おもしろいのはその中核にいる萩原と三田の、疑似親子的関係の描写である。その微妙なやりとりは、時に近親相姦的なニュアンスを漂わせつつ、跡目争いの殺伐たる描写の中にインモラルな香りを匂わせている。結局萩原は三田でもかたせでもない、若い清美(吉川十和子)を選んだ後に殺されてしまう。亡き組長の遺した遺書を破棄し、自ら坂西組を背負う決意をするクライマックスの三田の表情は極道ではなく、まぎれもなく母親のそれである。(斉藤守彦)

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  • 評価 3
  • ショーケンが作品の中核。大人の極妻、三田佳子の存在感が逆に薄れたか?

  • 投稿者: sanjunio
  • 投稿日: 2006/06/13

三作目の極妻は三田佳子。岩下志麻のようなこわさではなく、十朱幸代のようなかわいさというわけでもなく、三田佳子は大人の落ち着きがあるので、ちょっと普通っぽい。ストーリーは、前作とのつながりはなく、丹波哲郎の親分が病死したことによる跡目争い。最新作からさかのぼって、これで極妻は4作目になるが、跡目争い以外の背景があってもいいかな、と思う。本作品のハイライトはなんといってもショーケン(萩原健一)だ。めちゃめちゃ危なそうな存在感。でもここではショーケンは仁義を通す男として描かれる。最後に意味不明に若い女に流れてしまうのはよくわからないが、親分との仁義と、ウマの合わない有力幹部、成田三樹夫とのやりとり、そして、三田佳子に色でせまられ、その上、かたせ梨乃にも色仕掛けでクラブのスポンサーにされるは、ショーケンが完全にストーリーの中核をになっている。 どうもしっくりいかないのは、夫である丹波哲郎を亡くしたあとの三田佳子が、引退して普通の女に戻りたいと酔っ払ってショーケンにせまる部分だ。いくらなんでも1万5千人の組織の親分の妻のするべき行動ではないだろう。この部分は極妻の女の情と弱さをあえて描きたい家田荘子の脚本からきているのだろうが、もうちょっと伏線がないと、理解に苦しむ。そして、お約束のかたせ梨乃は、前回程には脱ぎまくらないし、バカな行動もとらないので極妻とのダブル主役という路線が見えてくる。

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