タイトルのとおりオープニングのナレーションで流れる名台詞です。 記録の少ない当時の吉原の雰囲気をかなりリアルに再現した作品だと思います。 当時の娼妓制度を売られてくる所から鑑札を得て初店の娘として出てゆく姿もなかなかのものです。 戯言に振り回される女や、嘘で身を包んで見栄を張って生きる姿など、独特の世界観を五社監督の作品らしく描かれているところにファンも多いのだと思います。 西川峰子の花魁役を名取裕子が演じたとしたら五社監督は天才だと言い切ります!! まぁ、無理だとは思いますけど・・・ リメイクのテレビ版もその後放送されましたが、本家と比べるには悲しすぎるものがありました。 やっぱりテレビで放送するには難しい作品かもしれませんね。
最近花魁をテーマにした「さくらん」が映画化されたので、もう一度この作品を見直してみましたが、演技の面ではてんで比べ物にならないですね。 古い映画万歳主義というわけでは決してないのですが、女優さんたちの演技がすごすぎて絶句することがままあります。かたせ梨乃の演技の生々しさや、西川峰子演じる小花の壮絶な最期のシーン・・何回みても鳥肌が立ちます。今第一線で活躍されている女優さんの中で、あの演技を見せれる女優はそういないと思えるほど。 (個人的には鈴木京香さんや大竹しのぶさん以外思い浮かびませんでした) ストーリーは18歳で吉原に売られた久乃が花魁道中をするまでに吉原でのし上がっていくというものですが、彼女を取り巻く人々の様々なエピソードも目がはなせません。 酒と男に弱くて剃刀振り回すような花魁もいれば、不治の病で無念の中死んでいく者、年季をあけて吉原を去るもの・・ 吉原という場所で生きるの女の切なさや悲しさいやというほど感じられます。 女性は自分に置き換えて見てしまったりもするかもしれませんね。。私は久乃(主人公)みたいにはできないだろうなぁとか、どっちかっていうとかたせ梨乃タイプだろうなぁとか。 凄絶な環境の中で、必死に自分なりの幸せを求めようとする女たちの多様な生き様、ぜひ一見の価値あり。 蛇足ですが、出番は少ないけど地味に緒方拳いい味だしてます(笑)
何度見ても飽きない作品です。見る度に違う発見ができます!恐ろしい程に女が描かれています。これほどにリアルな細かな演出ができたのはやはり五社監督だからとしか言いようがなく、舞台は吉原という特異な場所なのですが、『女』というイキモノを熟知していなければ描けないであろうというほどの作品です!特に小花役の西川峰子の劇中のエピソードは秀逸です!何度見ても泣けます!一見の価値は十分あります!劇中人物それぞれが見事なほどに緻密に繊細に描かれている作品です!やはり五社監督は日本映画界において偉大な監督だったと痛感させられます!
わからないでしょうね…って監督も男♂なんですが…五社監督の映画、他に見た事が無いのでしょうか?? 私はこの映画、大好きです。何度観ても切なさと苦しみ、葛藤が伝わって来ます…。
スターがたくさん出ていようといまいと、駄作である。 ナンダ、これっていうシーンが多すぎです。終わりの方 に、部屋に火が点いて迄、f××kしているお二方。 あんな非常事態に、あんな事できっか! 只、当時の棺おけが横長のものではなかったという事 がわかったという点においては、見られたものだったと 思う。近代の娼婦を描いた作品では、美保純が87年頃 主演した、昭和初期の遊廓でお嬢様育ちのヒロインを描 いたものの方が上である。