私にとっては「情愛」「情事」を観た後の作品となり、賛否両論な評価が多いのでどの様なものなのか?果たして私自身がどちらに向くのか興味があって購入しました。結果、「否」となりました。 私が映画に求めるもの「映像美」「ストーリー」「演技」・・・とありますが、まず映像がダメでした。プライベートビデオのようで隣人のHを見ている様で、段々エスカレートしていく行為に気分が悪くなりました。(一度、途中で止めてしまった) ただ、最後まで観た後は何とも切ない気持ちにさせられてしまう元気の出ない作品でした。
パッケージを見て、普通の映画じゃないかもと言う印象があったが、その通りだった。チャン・ジョンイルの小説『私に嘘をついてみて』を映画化したもの。この小説は1996年10月に出版された後、法廷で猥褻文書との判決を受けたため、発売一週間で発禁となった問題作らしい。その小説の映画化なので、当然、内容もすごい。と思う。Yを演じるキム・テヨンはモデル出身で、この映画がデビュー作。オールヌードのセックスシーンが大半だが、話が進むにつれ、Yの成熟していく姿を演じたのは印象的。借りたときには気がつかなかったが、当然R指定だと思います。ストーリに興味が無くても、セックスシーンだけでも衝撃的です。
とてもプライベートフィルムな感じでした。一応、恋愛の感情をエスカレートしていく、と言う筋立てになっていますが、全体の半分以上を韓国でも期待されていたその『行為』に当てています。後半から、その『行為』の声がうざったくなり、寝てしまいました。かといって、『行為』を男性として楽しめるかと言えば、楽しめない。非常に半端で不愉快な映画でした。ただ、こういう物が韓国でも作られたと言うことは、評価に値します。その程度の作品で、韓国でなければ話題になったかどうか…。
ただただ気色悪いAV映画。ストーリー性もなく、役者も野暮ったい素人そのもの。(日本のAV映画の方がずっと良い作品がある)「寵愛」を見て美しいと思った人は、見ない方が良い。韓国映画に対する良いイメージが壊れる。反対にAV好きにはたまらない映画。あたしは二度と見たくない。
四方田犬彦さんのNHK人間講座『大好きな韓国』にのっていたので見てみました。個人的には、『JAS』『チング』『シュリ』とマッチョな男性主義的な雰囲気の強い韓国作品の中で、とても異彩を放っているなと感じました。とはいえ、ほとんどアダルトビデオと変わらないですが。R-18指定ですが、これが通常の流通ルートにのるのは、微妙ですね。レンタル屋にも堂々とおいてありましたし。日本でよりも、儒教色の強い韓国社会でこれが公開されたことが、驚きです。個人的には、悪くない作品だと思います。大声でいい!と叫ぶのは体裁が悪いかもしれませんが。全て見通すと、男女の愛の切なさを凄く感じる。感じれるというのは、そういう風に脚本が設定されているということ。元々は韓国の村上龍といわれるチャン・ジョンイルさんの96年の発禁本が原作です。