角川映画の第1弾 今見てもよく出来てます。 DVD発売が製作より20年近く経ってからの発売なので 自然劣化していくフィルムの色がより作品を物語ってくれます。 フィルムでしか味わえないこの感じがたまらない。
70年代というと日本映画の暗黒の時代であり完全な斜陽の時期です。そこに新興勢力として映画界に乗り込んで来たのが角川映画という訳です。昔の映画がすべていい訳ではありません。それと火サスも中には大変な傑作も数多く存在します。市川作品は昔の方が遥かに才気溢れた傑作揃いです。この映画は市川作品としては出来の悪い方です。唯一評価出来るのはビジュアルイメージだけです。横溝正史の映画化作品としては野村芳太郎の八墓村がトップでその次が悪魔の手毬唄で三番目が今作という訳です。フジテレビのリメイク版はとにかくクソですね。フジテレビはもう映画を作って欲しくない!
名作、金田一耕助シリーズの中の1本、1976年公開作品、俳優の石坂浩二が主演をしたシリーズ中では、これは一番、最初となるのでしょうか、戦争で顔を負傷し、恐ろしいマスクを装着した人物の登場で大変に話題となりましたね、一代で多大な財を成した犬神家の当主の遺言は一人の美しい娘が、それぞれの姉妹の3人の息子の中の1人と結婚すれば、その総てを娘に与えるという驚愕の内容だった、そして、そこから世にも恐ろしい連続殺人事件が起こる、驚愕の遺言を残した当主の世にも恐ろしい真意とは、、、といった内容、死んだ人間の業の深さが残された血族をも狂気の渦にたたき落とす、観ていて引き込まれました、実に真実味を感じられたのは、人間の業や性の深さはひとは違えど、その本質はどれも同じだからかも知れませんね、これはお勧めです。
書いたレビューをいつまで経っても開示せず。こちらが指摘した「商品の詳細」の間違いをコッソリと直して、レビュー自体を闇に葬ろうってわけだ。大した会社だよな。(しかも、直したはいいが、まだ間違ってるし) オマケに、これから「犬神家の一族」を購入する人にとって参考になるDVDごとのバージョン違い情報を書いたにもかかわらず、それまで一緒にポイ捨てかい? 発売前の品物に対するレビュー問題も、あちこちで物議を醸し出しているようだが・・・まともに管理も出来ないなら、レビューなんか止めたら? ※何度か試したけど、つまり”「ア」「マ」「ゾ」「ン」”(の「」を取った状態)が文章に含まれていると自動的に検閲にまわされ、なかなか掲載されない。 もしくは、禁止ワードとしてストップがかかるってわけだ。そんなに自分の所の間違いを指摘されたり、悪く書かれるのが嫌なのかね。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 以下、後日記入。 テストで書き込んでみた上記のレビューを見てのことかどうか(上記、禁止ワードを含んだ文章だったので案の定、掲載されることはありませんでしたが)またまたコッソリと「商品の詳細」の間違いを直している模様。なんだかなぁ〜という感じです。掲載しないことの謝罪なり、修正することで掲載しないということの旨を書いたメールぐらいできないのでしょうかね?ここの会社。 後はせめて監督の名前を市川崑にしてやれよ。(商品売ることばかり考えないで、少しは敬意を払うことを覚えるようにしましょうね)横溝正史は原作者。(出演とも言えるけど)更に細かく突っ込めば、パッケージに表記されている収録時間は147分です。(収録内容は本編と予告編のみ)当然の事ながら、始めの「角川ロゴ」の映像、「角川春樹事務所第一回作品」表示、「芸術祭参加」表示の部分は全てカットされています。 どうせなので、軽くこのDVDにふれておこうかと思います。 元になっている画像はリマスター前の物ですので、この映画を見慣れている方にはおなじみの「少し青みがかった」画像です。ですので、画面のキズ、ゴミ、画質の粗さ(ザラツキ)はあります。ネガテレシネによるD2デジタルマスターを使ったLDはハイライトが明るく、光の強い感じの映像でしたが、それと比べると、いささかコントラストを抑え、暗めの映像に調整してあるように思います。 それとは別に、少し前にコレクターズ・エディション(または、犬神家の一族 完全版)というものが出ていますが、こちらは画面のキズやゴミなどが、ほとんど取り除かれ、キメの細かい画像ではあるのですが、画像として全体が「赤茶色」をおびており、黒い部分も黒く見えない(なんとなく緑っぽい黒)ため、人物や家の中などは「多少赤茶っぽいかな?」ぐらいで済むのですが、湖の景色などになると青々とした湖面や新緑の山々の色が汚らしい色になってしまっており、一旦気にし始めてしまうと、なかなか違和感を拭い去ることができません。また、音声がドルビーデジタルではなく、リニアPCMになっているのですが、なぜか音量のバランスが変わっているところがあったり、何より初めのタイトルシーンになった瞬間、「愛のテーマ」が歪んでしまっているのが露骨に分かったりと、「画質」という部分を除いては、あまり良いリマスターであるとは思えません。 最近NHKなどで放送されたバージョンは、すでにこのコレクターズエディションの方になっていましたので、前述の画質(画面のキズ、ゴミ、画質の粗さ)であっても「青みのある色味(を自然と感じる人)」や「音の状態(聞きやすさ)」を重視されるのであれば、この通常版の方が落ち着いて見られる人もいるのではないでしょうか。(個人的にはそう感じました)
この作品が封切られたのは1976年の秋で、私がちょうど4歳から5歳になる頃でした。 当時の地方では、安っぽい長方形の木の枠で囲まれた、ちょうど大人の背丈くらいの映画の立て看板が街のあちこちに置いてあり、この“犬神家”の看板は例の両足が水面からニョッキリ突き出している写真をバーンと大きく載せたもので、自分の背丈より高いそのポスターのあの恐ろしさは今でも脳裏に焼きついています。 以来私はホラー映画恐怖症(金田一シリーズはホラーではないのですが)になってしまい、大人になるまでその手の映画はほとんど見ることができませんでした。 それにしても30過ぎになってからDVDで初めて見た金田一シリーズの面白さは筆舌につくせません。 実は私現在アメリカに住んでいるのですが、この面白さを是非アメリカの友人にも知って欲しいと、英語字幕がついている香港版の“犬神家”のDVDを取り寄せたり、ある時は“悪魔の手毬唄”や“獄門島”を同時通訳しながら見せたりしたこともあります。 今年の2月13日、ミステリー好きの白人の女友達に”犬神家“を見せたところ彼女は大いに気に入って、なんと英語版の“金田一少年の事件簿”まで私から借りて行ったほどでした。 市川監督がお亡くなりになったのはその同じ日のことでした。 心からご冥福をお祈りします。 最後の作品がこの“犬神家”のリメイクだったのは何かの因縁でしょうか。 しかし、崑監督には、金田一シリーズ以外にも多くの名作があり、それらをDVDで楽しめるのは最近の映画ファンの特権です。 さようなら、そしてありがとう、市川崑監督。